高橋整形外科、板橋区、成増、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、レントゲン検査、骨密度検査高橋整形外科

診療内容

皮膚科

皮膚科で主に取り扱う疾患

湿疹・皮膚炎など
皮脂欠乏性湿疹、老人性乾皮症、脂漏性皮膚炎、虫刺され、痒疹、手湿疹、乳児湿疹、汗疹(あせも)など
 
アレルギー関連疾患
アトピー性皮膚炎、薬疹、接触皮膚炎(かぶれ)、じんましんなど
 
感染性疾患
伝染性膿痂疹(とびひ)、せつ(おでき)、蜂窩織炎、丹毒、疣贅(いぼ)、伝染性軟属腫(みずいぼ)、白癬(みずむし、たむし)、ヘルペス、帯状疱疹、手足口病など
 
物理的障害・外傷
熱傷(やけど)、凍瘡(しもやけ)、胼胝(たこ)、鶏眼(うおのめ)など
 
色素異常症・母斑性疾患(あざ)、腫瘍性疾患(できもの)
白斑(しろなまず)、色素性母斑(ほくろ)、老人性色素斑(しみ)、肝斑、脂漏性角化症(老人性いぼ)、粉瘤、皮膚がんなど
 
附属器疾患
ざ瘡(にきび)、円形脱毛症、壮年性脱毛症(AGA)、陥入爪(さし爪、巻き爪)など
 
炎症性角化症、膿疱症
乾癬、掌蹠膿疱症など
 
自己免疫疾患
天疱瘡、類天疱瘡、強皮症、亜急性皮膚エリテマトーデスなど
 


 
◆アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、増悪と軽快を繰り返す痒みを伴う湿疹を主病変とする病気で、多く患者さんは“アトピー素因”(アレルギーを起こしやすい体質)を持っています。
特徴的な左右対称性の分布を示し、年齢により好発部位が異なります。
当院では日本皮膚科学会のガイドラインに基づき、おひとりおひとりの症状に合わせた治療を行います。
必要に応じて、アレルギー検査やアトピー性皮膚炎の重症度の評価に有用な血液検査(TARC)をご提案します。
最近ではステロイド以外の外用薬や生物学的製剤(注射)なども登場し、治療の選択肢が増えています。生物学的製剤やJAK阻害薬の内服療法等導入を検討する場合には基幹病院、大学病院へ紹介させて頂きます。
 
◆じんましん
じんましんは“かゆみ”とともに赤く盛り上がる発疹(膨疹)が突然出て、出たり消えたり繰り返す病気です。一度出た発疹は数時間から半日程度で消えますが別のところにまた出てきます。
じんましんが出ると、“何かのアレルギーですか?”とおっしゃられる方が多いですが、実は何かのアレルギーで出るじんましんは稀です。
じんましんの7割以上は特定の原因がありません。
3割弱を占める特定の原因で出るじんましんには、熱の刺激で出る温熱じんましんや寒冷刺激で出る寒冷じんましん、汗の刺激などで出るコリン性じんましん、日光に当たると出る日光じんましんなども含まれます。なので、食物や薬物のアレルギーで出るじんましんはかなり稀といってもよいでしょう。
どのタイプのじんましんも、症状を引き起こすのは肥満細胞(マスト細胞)が放出するヒスタミンという化学物質です。これを抑える抗ヒスタミン薬が有効ですので、お早めにご相談ください。
 
◆水虫(足白癬、爪白癬)
水虫の原因である白癬菌は、“かび”の一種です。この菌がいるか顕微鏡検査を行うことにより正しく診断します。
この白癬菌が足の裏や指の間などに感染して、ジクジクしたり、痒みが出てきます。足や爪以外に頭や体などの部位にも症状が出る場合があり、痒みがないこともあります。
水虫の治療には一般に抗真菌薬が使われ、外用薬と内服薬があります。抗真菌薬はよく効くものが開発されていますが、爪に入ると治すのが難しくなります。早い段階に外用薬で治療しましょう。重症になると内服薬の適用になります。内服期間は原則3か月で、血液検査を行い、肝臓や腎臓に影響が出ていないかを確認しながら内服をしていきます。お早めにご相談ください。
 
◆帯状疱疹
体の片側に痛みを伴う“赤いぶつぶつ”や“水ぶくれ”ができる病気です。子供の頃に感染した水ぼうそうのウイルスが神経にずっと潜んでいますが、免疫力が落ちたときに再活性化することが原因とされています。治療としては抗ウイルス薬を内服します。日常生活では、栄養と睡眠を十分とり、ゆっくり過ごしていただくことが大切です。痛みを我慢すると帯状疱疹後神経痛が残りますので、痛みは我慢せず申し出てください。
厚生労働省より、50歳以上の方に対する帯状疱疹の予防を目的としたワクチン接種が承認されました。当院でも行っておりますので、詳細は自費治療の項目をご覧ください。
 
◆にきび
にきびは、毛包、つまり毛穴の炎症です。“尋常性ざ瘡”が医学的な疾患名で、主に思春期から青年期によくみられます。“大人のにきび”は、吹き出物ともいわれますが、基本的には同じものです
にきび治療は、わが国では長い間有効な薬剤が保険適用とならずに放置されていましたが、近年では外国で使われてきた効果の高い薬剤も使えるようになっています。にきびができやすい人でも、根気よく治療することでできにくくすることができます。
炎症がひどくなってしまうと跡が残ってしまいます。
にきびをできにくくするには、皮脂の分泌が亢進しないようにストレスを減らしたり、健康的な食生活を心がけたりすることが必要です。また、毛穴が詰まらないように洗顔することや、にきびができにくい化粧品(ノン・コメドジェニック)を選ぶなどのスキンケアにも心がけるのがよいでしょう。当院では化粧品のご相談もお受けしておりますのでお早めにご相談ください。

自費診療

◆帯状疱疹の予防接種
日本では中年以降の90%程度が帯状疱疹の原因となるウイルスを体内にもっており、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。
50歳以上の方は予防接種が可能です。
当院では2種類のワクチンを取り扱っています。それぞれにメリット、デメリットがありますので、お早めにご相談ください。
接種は基本的にご予約が必要です。
板橋区在住の方で満50歳以上の方を対象にワクチン接種費用の一部助成が実施されています。
 
*ビケン「乾燥弱毒性水痘ワクチン」:生ワクチン
1回接種:税込7,500円(助成金額4,000円)
 
*シングリックス:不活化ワクチン
2回接種:税込20,000円/回(助成金額10,000円/回、2回まで)
 
他院で1回目を接種されている方でも可能です。
助成の手続きなど詳しいことについては窓口でお問い合わせください。
 
◆巻き爪のワイヤー法による治療
巻き爪に対する痛みのない治療です。
爪の左右2か所(皮膚から飛び出た部分の爪)に穴をあけて、特殊合金製のワイヤーを通し、そのワイヤーの元に戻ろうとする力を利用して巻き爪を矯正します。
穴をあけるために爪を伸ばしていただく必要がありますので、初診時に処置を希望される方は爪の白い部分を2,3mmのばしてからご来院してください。
合併症として爪甲剥離や爪の割れ、巻き爪の再発などが起こる場合があります。
*一指につき 5,500円(税込)、同部位の再挿入は 3,300円(税込)
 
◆AGA
AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で“男性型脱毛症” “壮年性脱毛症”のことです。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことで、遺伝的な素因もみられます。思春期以降に額の生え際が後退する、頭頂部の髪薄くなるなど、いくつかのタイプがありますが、徐々に髪が薄くなっていき、進行すると広範囲に髪が失われます。
病理組織学的にみられるのは、“毛包のミニチュア化”で、進行して髪が失われるようになると元には戻りませんので、進行する前に手を打つ必要があります。
遺伝的に髪の毛が薄くなることが予想され、そろそろ薄くなってきたと感じたときが治療開始のタイミングです。お早めにご相談ください。
 
*ザガーロ0.5mg(先発品)
1か月分30錠 10,000円(税込)
 
*デュタステリド0.5mg(ザガーロ後発品)
1か月分30錠 6,500円(税込)
 
*プロペシア1mg(先発品)
1か月分28錠 8,000円(税込)
 
*フィナステリド1mg(プロペシア後発品)
1か月分28錠 5,000円(税込)
 
※基本的には診察後の取り寄せとなります。継続治療の方など、商品が確定している方は電話にてご相談ください。
 
◆機能性化粧品
以下の機能性化粧品の取り扱いがあります。
サンプルなどのお渡ししますのでご希望の方はお申し付けください。

 

◆美白 内服治療
●シナール配合錠
100錠 1,320円(税込)
 
●トラネキサム酸錠250㎎
100錠 1,650円(税込)
 
●ユベラ錠50㎎
100錠 1,320円(税込)

 

◆美容注射(プラセンタ、にんにく注射)
●プラセンタ(ラエンネック)
1A 950円(税込)、1A追加につき 750円(税込)
【こんな方に】
疲れ、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛
しみ、くすみ、肌荒れ、にきび、皮膚の乾燥
冷え性、更年期障害、自律神経失調
花粉症などのアレルギー疾患、肝機能障害
 
●にんにく注射
ビタミンB1(アリナミンF)により蓄積された乳酸を分解します。
1A 950円(税込)、1A追加につき 750円(税込)
【こんな方に】
風邪のひきはじめ、冷え症、肩こり、腰痛
疲れがたまっている方の疲労回復に
 
●スーパーにんにく点滴
にんにく注射の5倍のアリナミンF含有
1回 2,200円(税込)